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チマキボラ(千巻法螺)
(写真)チマキボラ

多くの貝の中でもオオイトカケガイと並んで形の美しいことで双璧をなす貝である。
戦後間もない頃、外国の収集家は競って入手しようとして 1 個 60 ドル以上で取引された。
現在の金額にすると 20 万位になるであろうか。
螺旋階段状に高まってゆく螺塔はなにかの貝の奇形でないかとさえ思われた位で学名にも「驚異」 mirabilis と英人アンガスによって名付けられている。
百数十メートルの深い海にすみ、生時は帯紫肉色をしていて目を奪われる程の美しさである。
和歌山県では稀産であるが近年、台湾、フィリピン沖で採れるようになった。
しかし殻口の欠けていない完全個体は得難い。
 


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