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寄生・共生の貝
(写真左から)カツラガイ(ツキヒガイに寄生)・ガンガゼヤドリニナ(ガンガゼウニに寄生)

海洋生物では食う食われるというしれつな闘いもあるが、一方互いに助け合って生活する共生生活も少なくない。
共に利益のある場合は共生で、一方だけ恩恵に浴している場合は寄生である。
貝の世界でも実に多くの微小巻貝や二枚貝が色々の生物に寄生しているが、共生の場合は少ない。
和歌山県ではとりわけ多くの寄生の貝が知られている。
例えば、棘皮動物のウニ、ヒトデ、クモヒトデ、ナマコ類にはヤドリニナ科、ハナゴウナ科の貝が。
肛腸動物のイソギンチャク類にはイトカケガイ科。
ヤギ、トサカ類にはウミウサギガイ科やサンゴヤドリガイ科の貝が数多く報告されている。
又、生きた貝にもキクスズメガイ、シマメノウフネガイが、イタヤガイ等の二枚貝にはカツラガイが寄生している。
変わった貝では節足動物のシャコの腹面に二枚貝のコフジガイ、マゴコロガイ、オオブンブクにオオブンブクヤドリガイが寄生している。
近年魚に寄生している貝が発見されたがこの方は未だ和歌山県では見つかっていない。
 


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