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ヒザラガイ(膝皿貝)
貝の仲間は無板類(カセミミズ類)單板類(ネオピリナ類)多板類(ヒザラガイ類)腹足類(巻貝)堀足類(角貝)斧足類(二枚貝)頭足類(イカ、タコ類)の7類がある。ヒザラガイ類は体は楕円形で背の上に8枚の殻が並んでいるので俗に八枚貝といわれる。貝の仲間の中では下等な部類に属しカンブリア紀の終わり頃にはすでに出現し現在日本産は約100種類報告されている。和歌山県には20数種棲息する。頭には目も触角もなく腹側に大きな足があって前端が口後端が肛門で潮間帯の岩の上を這いながら岩の上のものを食べている。剥すと腹側に湾曲する。その状態を膝の皿に見立てて「膝皿貝」と名づけられた。老人の背中に見立てたジイガセ(爺が背)の別名がある。
 


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